適正使用の推進

「クスリ」は正しく使われて始めて治療効果を示しますが、誤った使い方をすると逆に「リスク」を起こすこともあります。そこで、がんの痛み治療にアスピリンのような非オピオイド鎮痛薬とモルヒネのようなオピオイド鎮痛薬を適正に使用してがんの痛みから解放されることの重要性を啓発します。また、睡眠障害で悩んでおられる方も多く、睡眠薬も広く使用されており、その使用量が先進諸国の中で日本が最も多いと報告されいます。そこで、睡眠薬の適性使用の推進が求められます。このようなことから、「Know Pain, No Pain.」と「Know Sleep, No Sleeplessness.」を推進して参ります。